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木の特性を活かした快適性と長く住む家を目指して

家は住む人の健康と生命を守る構造物です。尚且つ、高額の出費を伴う財産です。それを提供する設計者・施工者は、木造建築の特性を熟知していなければなりません。建築用材としての木は植物ですので1本たりとも同じものはありません。樹種、育った年数と場所、植栽と手入れ、等々の違いにより強度や性質が違います。

当地は木材の産地でもあり、林業の人たちと長年付き合っているので、森林の実態を知っています。それらの経験により適材適所に使い分ける事が出来ます。特殊な木材は山林に入って選びます。

構造計算による木組みの構造の力強さは、安心感をもたらす室内空間となります。当然ですが、耐力性・耐久性・利便性・快適性・省エネ性、等々もレベルの高いものでなくてはなりません。これらを実現するには、高度な大工職人の技術が必要です。その為に、若い職人の養成に励んでいます。「あがの家」は長く住む事により愛着が湧き、その存在価値が高まる家づくりを目指しています。