伐採し、製材したばかりの木材は多くの水分が含まれています。このままでは強度がなく、変形や収縮が起こるため、木材は必ず「乾燥」させていきます。乾燥方法は主に人工乾燥(機械乾燥)と天然乾燥の2種類があり、どちらの方法にも特徴がございます。
機械で一気に高温乾燥させる人工乾燥は、短時間で乾燥が終わり、コストも安くなるメリットがありますが、内部割れが生じやすく、木材が持つ木目や色艶、香りなどからくるストレス緩和やリラックス効果、空気清浄効果が失われやすいです。特に内部割れした木材は非常に脆くなってしまうとの報告も受けています。