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福隆寺・本堂の耐震改修工事の経過 No.1

福隆寺(阿賀野市寺社)本堂(床面積114坪)の耐震改修工事が8月20日より始まりました。この仏閣の創建は1853年(嘉永6年)ペリー艦隊来航(黒船来航)の年で、168年が経過しています。1966年に屋根を茅葺から瓦に改修しました。

2015年に住職より、この本堂を後世にまで存続したいのだが、可能かどうかと相談を受けました。 そこで全ての部材を調べて構造計算を行った結果、可能と判断しました。問題は工事費が幾らになるかです。詳細設計を基に積算した結果、約9.500万円となりました。檀家の皆さんの了承を得ましたので、5年後に実行する事になりました。

建築用材としての木材は天然乾燥が前提ですので、事前に用意しなければなりません。2019年に、知り合いの阿賀町上川の石川さんの山林に入って、大径木を選びました。地元の製材所で製材し、倉庫に保管してあるので品質は抜群です。

福隆寺の改修工事、去年までの調査から材料調達の動画をアップしましたのでご覧ください。