K様邸は過去に何度か増改築を行っており、最も古い部分では建築後約110年が経過している部分もあるとのこと。今回は間取りの変更など、家の機能を現代に合わせるリフォームが重要です。
改装前の居間 改装前の天井

和室で田の字型だった間取りを、プライベートな空間として使用できる寝室や居間に改装しました。
耐震性・断熱性能の向上も同時に行っています。
神棚は雰囲気に合わせて造り直し、井桁組の梁はそのまま残すなど古き良き民家の風情を残しつつも、いま必要とされる家の姿へ美しく生まれ変わることができたと思います。
その他にも水回りのリフォームや、先々のメンテナンスを考慮しサッシを断熱性の高いものに入替え、外壁の張替を行うことで無駄の少ない工事を行うことができました。