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福隆寺・本堂の耐震改修工事の経過 No.3

土台上げの後、足固めをおこない、その後外壁の下見板を張ります。材料は、阿賀町の山から伐採して加工しておいた杉材です。

年が明け3月半ばより屋根の改修工事に取り掛かります。
外部足場をかけ屋根の瓦を撤去した後、下地を修繕し、その後葺き替え工事をおこないます。

ただ現状で軒先が下がっている為、そのままという訳にはいかず桔木(はねぎ)の補強や傷んだ材料の取替が必要です。
桔木というのは天秤のような構造で、小屋裏内部から跳ねだして軒先を吊る材料です。
実はこの作業が一番大変で、複雑に入り組んだ梁などの間に、後から桔木を組み込むというのは至難の技です。

今回、屋根の補強、軒先部材の修繕と瓦の撤去まで行いました。

天気の具合もあるので、屋根下地を順番に作っていきます。
動画もご覧ください(HD画質まで対応しています)